「自治体職員の分限・免職」についての研修会の講師をつとめました(弁護士 稲田 優)
10月中旬、昨年に引き続きお招きいただき、三重県市町総合事務組の「職員の分限・免職」をテーマとする研修会において、講師をつとめてまいりました。
出席予定者の方の多くが選挙事務も担当されているとのことで、組合を構成している三重県下の全ての市町(14市15町)から、対面とリモート併せて、21市町30名が参加されたとうかがいました。
自治体によっては、分限・免職の前例があまりないところもあるそうで、特に、分限については、他自治体において公表されるケースも多くないことから、実務上の取扱いに悩まれているようでした。
また、分限・免職に関連する事項として、各自治体共通のお悩みであろう「職務上の課題を有する職員への対応」についても、触れさせていただきました。
今回の研修会が、皆様の悩みの解決に少しでもお役に立てれば幸いです。
なお、私は今年も、この機会を利用して、三重の美味しいものをいただき、伊勢神宮にもお参りする等、「美し国 三重」の魅力を存分に堪能させていただきました。10月の神無月でも、伊勢神宮の天照大神は変わらず鎮座されているそうです。
私たち神戸シティ法律事務所は、神戸、兵庫を活動の拠点とし、複数の自治体の分限など人事に関する相談を承っておりますが、地域の課題を解決し、地域を元気にするために、お役に立てることがあれば、全国どこへでも馳せ参じたいと考えております。
対応可能な研修のテーマ等についてもご相談に応じますので、よろしければどうぞお声をかけてください。