ROKKONOMAD(ロコノマド)のイベントに参加してきました

神戸の六甲山上にあるシェアオフィス「ROKKONOMAD」(ロコノマド)で開催された、「NL/ROKKO」というイベントに参加してきました。

このイベントのテーマは、ポスト資本主義社会の働く暮らし像を模索し、「働く」ことについて考えることです。午前中に2時間の山上散策をし、「ROKKONOMAD」の庭でランチを食べ、午後にはトーク&ディスカッションが行われました。

天気は晴れ、10月なのに日差しが差すと暑かったですが、山の空気は澄んでいて、時より吹く風はとても心地よかったです。
2時間山の散策した後に、外で食べる炭焼きのホットサンドの味は格別でした。



















午後のトーク&ディスカッションでは、世界中の会社の働き方を調査し研究する会社を立ち上げたオランダ人のお2人が、働き方を変革していった会社の傾向や、実際の事例について話をしてくださいました。お2人からは、「これは傾向ではあるが、答えではない。」との話がありました。まずはみんなで考えることだ、と。その後、参加者とのディスカッションが行われました。

オランダでは、自分で週の労働時間を決めて雇用契約を結ぶことが多いそうです。たとえば週30時間と決めても、きっちりその時間通り働くというよりは、だいたい30時間という感覚で働いているということです。時間で管理するのではなく、仕事として何をやるかということを重視しているようでした。

文化も違う日本で同じような仕組みを取り入れられるか、それぞれの会社の特性に応じて何を取り入れることができるかは当然異なりますが、社内での立場にかかわらず、会社の働き方を変えたいと考えている人が声を上げて、まずは社内で議論することが重要であると、ディスカッションを通じて学ぶことができました。

オランダから来日したお2人はこの後、東京へ移動して、日本の会社のリサーチをする予定だとのことで、適当な会社を教えてほしいと会場の参加者に尋ねられ、参加者から2~3社候補があがっていました。今後、どんな展開になるのか楽しみです。

「NL/ROKKO」のサイト  https://nllocal.net/rokko

(弁護士 井口 奈緒子)

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