研修会:自治体と民間の連携協定 in 福島
福島県大熊町で開催された、復興庁主催の「浜通り等12市町村を対象にした連携協定に係る勉強会」と題する研修会にて、当事務所の高島と平田が講師を務めさせていただきました。
災害時の対応や観光の促進など、様々な分野において自治体と民間との連携協定が結ばれるようになってきていますが、こうした連携協定の締結にあたって自治体側が注意すべき法的問題点や、あらかじめ準備しておくべき実施要領等についてお話させていただきました。
参加された自治体職員の方は、連携協定先との随意契約の可否について特に関心をもって聴講されていました。
JR大野駅から会場に向かう沿道には、避難された方の住居や、シャッターが閉じられたままの商店が目立ち、原発事故の爪痕を実感しました。
他方で、研修会場となった大熊町の交流施設は昨年オープンしたばかりの新しい建物で、併設の商業施設の飲食店もにぎわっており、復興の歩みを感じることができました。
本日の研修会が、少しでも復興のお役にたてていれば幸いです。
(弁護士 平田 尚久)