ミャンマー・ベトナム訪問
2月2日から7日まで、神戸信用金庫主催のミャンマー・ベトナムミッションに参加させていただきました。
ミャンマー編については、当事務所にてご案内を担当させていただきました。
今回は、JETRO、ティラワ工業団地、ティラワ港、J―SATを訪問させていただきました。
ティラワ工業団地では、兵庫県からいち早く進出をされたショーワグローブ株式会社を訪問させていただきました。数年前まで牛が闊歩していたこの土地に、兵庫県の企業によって綺麗な工場が建てられ、稼働していることに感動しました。
ティラワ港では、株式会社上組などの日本企業と、現地企業との合弁会社であるTMIT(Thilawa Multipurpose International Terminal Co., Ltd.)を訪問させていただきました。
こちらも、1年半前に訪問させていただいたときはまだ工事中でしたが、立派なガントリークレーンが稼働していました。
こちらは、川の上流から流れてきたという海の守り神。現地スタッフが川から引き揚げ、お供えをしているようです。
ベトナムでは、神戸信用金庫が昨年提携を結ばれた技能実習生の送り出し機関であるCEOサービス開発株式会社を訪問、実習生の研修の様子を見学させていただきました。
私自身、ベトナムを訪問するのは17年ぶり。当時はほとんど見られなかった高架道路が整備されたり、高層ビルが建ち並んだりなど、急速な発展の様子を目の当たりにして、感慨深いものがありました。
ミャンマーは15年〜20年前のベトナムなどと言われますが、改めてそれを実感しました。
インフラ面の発展もそうですが、人材についても似たような状況があります。ベトナムでは、以前は日本に行きたい、日本企業で働きたいという学生が大勢いても、就職先を得ることは大変でしたが、今はむしろ人材を日本企業側が取り合う状態とのことです。逆にミャンマーでは、まだまだ就職口が少なく、大学を卒業した優秀な若者が数少ない就職先に殺到している状態。人材確保という面では、今後急速にミャンマーにも注目が集まるように思います。
インターコンチネンタルホテルが入る、ハノイランドマーク72。上層階は雲がかかっています。
(弁護士 平田 尚久)