新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
今年、私どもの法律事務所は25周年という節目を迎えます。25年前にたった1人で始めた法律事務所は、今や個性豊かな9人の弁護士がそれぞれの力を発揮するまでになりました。事務スタッフも大いに頑張ってくれています。
振り返れば、弁護士になることを決めたのは中学生の時でした。和歌山から東京の大学に進学し、司法試験に合格した後、司法修習生としてたまたま配属されたのが神戸。そのまま神戸の法律事務所に就職したのが私の弁護士人生の始まりです。
就職先の事務所では交通事故を中心として民事事件の経験を積ませていただくなかで、生意気にも、もっとおもしろく、創造的な仕事がしたいという思いを持ちました。自分の力でやってみようと独立をしたのは1994(平成6)年のことです。翌年には阪神・淡路大震災が発生。神戸の「まち」をバイクで走り回って法律相談に明け暮れるうち、弁護士の使命は普通の人の幸せをきちんと守ること、そのために人と人をつなぐことだと改めて気づかされました。四半世紀が過ぎた今も、この原点が変わることはありません。
私たちが目指すのは、ここで暮らしている人々、事業を営む企業、自治体の方々とともに、神戸の「まち」で生きる「地場産業」のような法律事務所です。これからも神戸シティ法律事務所は、事務所の理念である「喜びと笑顔のために」をさらに高いレベルで実現していきたいと考えています。
皆様方にはこれまでのご支援に深く感謝いたしますとともに、どうぞ今後もご愛顧いただきますよう よろしくお願い申し上げます。
2019(平成31)年1月
弁護士法人神戸シティ法律事務所
代表社員 弁護士 井 口 寛 司