第6回政策コンテンツ交流フォーラムKOBE ~地域医療における医師の役割~
第6回政策コンテンツ交流フォーラムKOBEでは、「地域医療における医師の役割」をテーマに、医療法人社団河原医院理事長・院長の河原啓(かわら・あきら)先生にご講演いただきました。
河原先生は、神戸市東灘区・住吉駅前の河原医院を経営され、地域医療や在宅医療に長年取り組まれてこられました。
本講演では、河原先生のご専門でもある肝臓病、糖尿病やがん等の実際の症例を一つ一つ具体的に紹介していただきつつ、地域医療や在宅医療の特性・今後の課題についてお話しいただきました。
また、地域の専門医療機関とて綿密に連携すれば、早期に病気を発見し、完全治癒させることが十分に可能であり、地域医療を行う医師は、その端緒としての重要な役割を担っているということ、他方で、訪問医療を行う医師として、最期を迎える患者の方に対しては、責任をもって立ち会われるということについてもお話しいただきました。
本講演では、「肝炎をこの世の中から失くしたいと思い、医者を志した。」「目の前に困っている人がいたら、何とかしたい。少しでも快適になってもらいたい。」という河原先生の言葉が印象に残りました。
一見シンプルにも思える河原先生の言葉からは、人間の命を扱う医師という職業の重みや、地域医療・在宅医療に取り組まれている河原先生の強い情熱を感じました。
本勉強会後、ご参加いただいた医師(内科医)の方から感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
河原先生の日常診療のお話が 開業医が皆、河原先生のような技術と 困ったときには相談させて頂こうと |
次回の「第7回政策コンテンツ交流フォーラムKOBE」は、11月13日水曜日に行われます。本勉強会の輪が広がり、少しでも神戸を中心とした地元に貢献できるよう、引き続き事務局担当としてサポートして参ります。
本勉強会にご興味がおありの方は、ぜひお声をかけてください。参加のご案内をいたします。
(弁護士 中馬康貴)